2015年9月19日

「ユーザビリティとユーザーエクスペリエンス、いかに向き合っていくか」JaSST2015北海道で発表!

先日予告したとおり、
昨日9月18日に札幌市教育文化会館で行われた、
JaSST'15Hokkaido(ソフトウェアテストシンポジウム2015北海道)で
発表してきました。

発表した内容と、シンポジウムの様子を簡単に振り返っておきます。


発表した内容は?


発表したテーマは、

「ユーザビリティとユーザーエクスペリエンス、いかに向き合っていくか」

というものすごく大きなテーマです。

テストシンポジウムだというのに、
ユーザビリティテストにとどまらず、ユーザーエクスペリエンスに
踏み込んでしまうという。

しかも、「いかに向き合っていくか」
どうなるんだろうかと、すごく不安でした。


なぜこのようなテーマになったか?



  • 北海道での第1回でも「ユーザビリティ」セッションがあった
  • 「ユーザビリティ」が北海道シンポジウムの特色になっている
  • 第1回から10年、どのような変化があるのか
  • ユーザーエクスペリエンスとの関係性がよくわからない
  • (個人的に)ユーザビリティエンジニアいないっぽいけどどうしてるの?


このようなことから、実行委員の方と相談し、このテーマとなりました。


発表した結果・所感


私のセッションは、シンポジウムの中で最後のセッションでした。
ということで結構みなさんお疲れの様子。
30~40名くらいはいたでしょうか。

発表会場(発表前の様子)

説明していると眠くなる内容かなと思ったので
発表中でも気になることがあったら、止めて聞いてくださいね。
とお伝えしました。

が、止められることなかったです苦笑

あと、私は発表のときに必ずと言っていいほど

「これ知ってる人?」
「これ実施している人いますか?」

といった質問をいれることにしています。

上の「止めて聞いてくださいね」と同じように
聞いているだけでは眠くなるし、
自分ごととして考えてもらうためにやっています。
昨日は眠そうな方が多かったので、質問も多くなっちゃいました。。。

それと、コール&レスポンスじゃないですけど
一体感を得ようという狙いでやっています。


この中で実際に聞いた質問はこんな感じ。

「U'eyes Designって会社知っている方?」
→たぶんひとり。

「ユーザビリティやってる人?」
→結構いた。

「実際にユーザーテストやったことある人?」
→たしかひとりかふたり。

「ガイドラインにそって評価したことある人?」
→いなかった?

「カスタマージャーニーマップ聞いたことある人?」
→ちらほら。

「実際にやったことある人?」
→ひとりふたり。


所感としては、
やっぱり、「ユーザビリティ」という言葉と
なんとなくの概念だけは持つようになったというところ。

コストをかけた「ユーザビリティ評価」を実施している
という方は少ないのではないでしょうか。

おそらく、テストの一環で「ユーザビリティ」も見てますよ!
っていうレベルなんだと思います。

ただでさえ大量のテストがある中で、
ユーザビリティ評価」をやるってのは大変ですよね。

だからこそ、HCDプロセスなんだろうなーと思いました。

そして、大事なのは質疑があるかどうか
これで理解していただけたかどうか、興味を持っていただけたかどうかが
わかります。


質問はおひとりから。

「効果としてコスト削減とあったか、そうは思わないんですけど」

確かに、現状のテストの中に、
ユーザビリティ評価を突っ込んで、さらにUXを考えてください!

そりゃ、時間もかかるし、コスト削減できないでしょ!って思いますよね。

なので、「コスト削減」の意味は「手戻りコストの削減」です。
と説明いたしました。


発表後に質問もいただきました。
「ユーザビリティ≠使いやすさとありましたけど、ユーザビリティ>使いやすさですよね?」
その通りっす!

「システムメッセージをどうしたらいいかで参考になるものってありますか?」
システムメッセージも対話、インタラクションなので、
「対話の原則」に照らし合わせてはいかがでしょうか。
書籍だと『About Face 3 インタラクションデザインの極意』 がいいかもしれないですね。分厚いけど。
(確認したところ、チャプター25に「エラー、警告、確認」があります。こちらが参考になりそう。)


こんな感じで時間内の質疑応答はさみしい結果でしたが
終了後にレスポンスを得られたので、よかったです。

発表スライドはこちら。




シンポジウムはどんな様子だったか?


すべてのセッションを聴講することは出来なかったので
参加したものだけのご紹介です。

入り口

事例発表会

テストの事例についてお話されていました。
すごくアウェイ感。
ごめんなさい。部外者だったかも。


ライトニングトークス

ライトニングトーク自体を見るのは2回目ですが、
やっぱりいいですね。
発表者の想いが5分に凝縮されていました。
そして、スライドがあったので、どのような流れで話すかというのが
すごく考えられていて、終始笑いが起きていました。


ビブリオバトル

はじめてビブリオバトル見ました。
こちらもバトラー(っていうんですね)の方の想いが詰まっていました。
バトラーの方と紹介されていた書籍はこちら。

(バトラー・書名/著者)
・鶴屋俊之さん・UNIXという考え方 /Mike Gancarz
・長友優治さん・ソフトウェアプロセス改善手法SaPID入門 /安達賢二
・奥大輔さん・「超」入門 失敗の本質/鈴木博毅
・根本紀之さん・ゲーミフィケーション/井上明人
・坂静香・これだけ! KPT/天野勝
・浦山さつきさん・はじめよう! 要件定義/羽生章洋


情報交換会(ぐるぐるマインドマップ)
情報交換会という名の「ぐるぐるマインドマップ
参加者が悩みを書いて、それをみんなでマインドマップで解決していくというもの。
まあ楽しいですね!

私のはこんな感じ。
私のぐるぐるマインドマップ


今後は


懇親会でも、
「また来年お願いします!」
「フォローアップとしてワークショップやりましょう!」
など声をかけていただいたので、
ぜひとも今後も関わっていけたらなと思います。

よろしくおねがいします!

発表予告の投稿


9月18日のソフトウェアテストシンポジウム北海道で講演します!
http://designhokkaido.blogspot.jp/2015/09/918.html

ユーザビリティ・UX関連の投稿


日本でもUberウーバー型サービスが増えるのか? 北海道では?
http://designhokkaido.blogspot.jp/2015/09/uber.html

ミライストカフェでカスタマージャーニーマップワークショップやりました!
http://designhokkaido.blogspot.jp/2015/08/blog-post.html

Android5.0(Lolipop)でマナーモード設定方法が変わった!ドコモのXperia Z3(SO-01g)もアップデート
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